スウェーデンで息子たちの洗礼式をした話

スウェーデンで生まれた2人の息子は、それぞれ生まれて3カ月ほど経った時に、名前披露を兼ねた洗礼式を行いました。

洗礼式のことを何も知らなかったし、親族や友人を呼ぶと人数も多くなり、赤ちゃんを抱えて手配や準備に追われました。

でも、父親が病気になる前だったので、両親は長男・次男と両方の洗礼式にスウェーデンまで来てくれて、とても喜んでいたので、今となってはできて本当によかったな、と思っています。

ということで、スウェーデンで行った息子たちの洗礼式について書こうと思います。

教会で洗礼式

私たちの結婚式を挙げてくれた牧師さんに、息子たちの洗礼式も挙げてもらうことができました

右奥にある黒い板に書かれた数字は、式の最中に歌う讃美歌の番号です。

洗礼の際には、介添人としてgudmor(女性)やgudfar(男)も参加してもらいます。

これは、もし子供の両親に何か起こってしまい子供が残ってしまった際に、godmorやgodfarが面倒を見る、という為だそうですが、今はそこまで重い意味は持っていないと聞きました。

長男の時は、夫の妹とその彼氏に

次男の時は、夫の親友にその役目をお願いしました。(画像で次男を抱っこしてくれている人がgodfarです。)

式は、参列者が先に教会に入って座って待ち

オルガンの演奏とともに、私たち夫婦と、長男、godfarと次男、そして牧師さんが教会に入場

牧師さんからの言葉、洗礼の証である水を額にかける、讃美歌を歌うなど、15分位で、式は終わったと思います。

両親が日本から長男用の着物と、次男用にお宮参り用の祝着を持ってきて着せてくれたのが嬉しかったです。

洗礼式の後の食事会

洗礼式中に、息子たちが泣いたりぐずったりせずにホッとした後は、教会の隣にある建物で、来てくださった方との食事会をしました。

テーブルセッティングにセンスの無い私は、千羽鶴と飴を入れる箱を置いてみるという、日本っぽいものを置いて特別感を出す、という方法に逃げました( ´艸`)

長男の時は、ケーキや食べ物を自分たちで用意したのが大変だったので、次男の時はすべてケータリング!

こちらがスウェーデンの伝統料理 smörgåstårta(直訳するとサンドイッチケーキ)

野菜や卵とパンなどで2~3層のサンドイッチに、サワークリームやチーズなどを混ぜたものを全体に塗り、ハムや野菜などでデコレーションしています。

パーティーやお祝い事でよく出される料理です。

ベジタリアンのサンドイッチも用意!

あとは大きいケーキを2つ用意!

子供たちのお世話をしつつ、参列してくれた人と話したり、コーヒーや飲み物、スナックを用意~、などしてバタバタと食事会は進みました。

参列してくれた人たちからのプレゼント。

この次にこのような会をするのは、息子達が高校を卒業する時だな、と思ってます(;’∀’)

慣れない育児をしつつ、招待状を送る、打ち合わせと食事会の準備などが大変でしたが、今となってはいい思い出です。