何も知らない状態で始まった大学生活でしたが、今思えば、やらかしたなぁ、なんてことや、意外にも何とかなんてしまったことなど、色々あります。

移民や留学生にとって、大学に入る前に知っておいてもいいことがあるなと思ったので、ここに書いておきます。

ちなみに私は、学士3年と修士1年というプログラムに通っていて、大学はスウェーデン人達と、大学院はスウェーデン人+留学生と一緒に勉強してます。

これからスウェーデンで、大学または大学院生活を始める方の助けとなれば幸いです☺

Nollning に行くと友達が作れる

Nollningとは、入学前の交流を図るオリエンテーションのことなのですが、これが大学によっては、盛大に行われます。

私の通っている大学はかなり活発で、大学が始まる前の1週間、みっちりアクティビティがあって、交流を深めています。

先導するのは、それぞれの学部に所属している2・3年生で、学部によって色が決まっていて、それぞれの色の洋服を着て仮装し、アクティビティに参加

最後の日に、正装してパーティーに参加する、という流れとなっています。

毎年、秋の学期が始まる前に、派手なカツラ・サングラス・洋服などを着て仮装した生徒が街をうろつくのは恒例です。

同じ色の洋服を着て、一緒にアクティビティをすることで連帯感を得て、友達が作れるのでしょう。

でも、実は私はNollningに参加しませんでした

正直、生徒は若者だらけなので、そこに参加する元気が無かったのです(;’∀’)

そしたら、大学が始まった時には、すでにグループが作られていて、それぞれで固まっている状態に。

参加しなかった人と仲良くなり、なんとか過ごせましたが、このグループは卒業するまで続いていくので、参加する元気がある方は、大学生活がスムーズに始まりやすくなるかもなので、してもいいのかな、と思います。

グループワークがとにかく多い

これは、最初に驚いたことなのですが、グループワークがとにかく多く、半分以上の授業でなんらかのグループワークがありました。

まぁ、新しい人と関われるチャンスではあるのですが、問題も起こるので色々気を遣う作業でもあります。

スウェーデン人のグループで驚いたのが、「みんな、さらーっと作業する」

グループで集まって、雑談もあまりなく、課題が何なのか確認したら、それぞれが何をするか分担して、さっさと解散するんです。

もちろん、一緒に座って相談しながら作業する、ってのもありますが、ほとんどがこの

分担決めてあとはそれぞれの仕事をこなすパターン」が多く、あっさりしてるなぁ、と。

ま、これでもそれなりに課題を仕上げるのが、また驚きでした(;’∀’)

スウェーデン人とグループワークをするこつとしては

  • はりきって先導すると、引かれる
  • でも、やんわりと何をするかとか、分担の仕方を言わないと、何も決まらないこともある
  • リーダーみたいな人が出てくることあり、そしたらそれに従う
  • 連絡はMessengerで
  • 仕事分けたら、どれをやるか積極的に言う
  • 分担された仕事をちゃんとこなして、力になれることをアピール(役に立たないと思う人への冷たい態度は、ひーやひや)
  • 不安感を表に出さず、自信があるような態度で(これ本当に大事!不安がってたら、なめられたよー(;’∀’))

感覚としては、グループで集まったら周りを見て(まるで川の流れのように)、その流れに遅れずとも先に急ぎすぎもせず、グループの力になるように進んでいく感じです。

感覚が分からず、早まったり、謙遜しすぎたり、特に1年目のグループワークは苦労しましたー(´;ω;`)

大学院から行くならAPA styleを勉強しておいた方がいい

APA style は the American Psychological Associationの略で、学術論文などのアカデミックな文書に使われる書式です。

フォーマットと、論文に使用する引用の仕方と参考文献の書き方について示されています。

スウェーデンの大学では全般的に使われているようで、私が受けた授業でも、MLA style (the Modern Language Association) を使うように指示してきた先生は一人だけでした。

論文を読んだり書いたりする機会が非常に多く、ちょっとした短いものでも、APA style を使用して書くことを求められるので必須です。

大学から始める場合は、授業でみっちり叩き込まれていきますが、大学院からの場合、それはできるものとして課題が出されるので、始まる前に確認しておくべきだと思います。

本も色々出されてますが、インターネットでも情報は沢山あるので、それで確認できます。

私も本を一冊持っていますが、結局調べるのは引用と参考文献の書き方なので、インターネットでささっと調べることが多いです。

そして、何より口酸っぱく言われることが

間接引用する際は、自分の言葉で置き換える!

直接引用以外の文章の、コピー&ペーストは不正行為とみなされ、かなり厳しい待遇を受けるので、注意が必要です。

(2019年に7thの新しいバージョンが出ました。変更点はこちら↓)

https://www.scribbr.com/apa-style/apa-seventh-edition-changes/

教材は中古を買ったりします

大学のホームページで科目の名前で検索すると、シラバス(kursplan)が見つけられ、そこに必要な教材が書かれていたりします。

授業前に用意するのがいいとは思いますが、時にほとんど使わない教材も書いてあったりするし、生徒が使える大学のデーターベースにe-bookがあったりもするので、最初の授業の導入を聞いてから買うのも手かもしれません。

私も、最初の頃は前々から教材を買ってましたが、そのうち最初の授業を聞いてから買うようになりました。

教材は最新版のものが1番だと思いますが、私は中古の少し古い版などもよく使っていました。

中古の教材を買うのに、よく使っているホームページはこちら↓

https://www.studentapan.se/

https://bokborsen.se/

持っている人から中古を直接買う方が、すぐ送ってくれるので、新品をお店のホームページから買うより、全然早く届くのです!

Studentapan は、使わなくなった教材を売るのにも利用していて、売りたい本をホームページにあげておいて、買った人がいれば、その人に直接送るシステムです。

簡単に中古の教材を売り買いできて、便利です!

授業で使われる資料や提出物を全て保存しておくといいかも

授業で使われる資料は、学校のBlackboard からダウンロードすることになると思いますが

私は、そういった資料や提出した物など全て、科目ごとに分けてDropboxに保存しています。

コースが終わるとBlackboardからダウンロードできなくなることもあるし、資料や教材などを、またいつか読みたい時が来るかもしれないからです。

数年経ってから、あれどこだっけー、といってBlackboardから探し出すのは大変なので、よければぜひ!

国際的なグループはなんだか凄い

大学院で勉強するとなると、様々な国から来た留学生と勉強することになると思いますが(修士課程の話で博士課程はまた変わってきます)、これがまたカルチャーショック!

国際的な出会いの楽しさは、もちろんあるのですが

各国の大学を卒業してきた人たちが集まるというのに、そのレベルは明らかに差があります。

文化の違いなのか、いくら期限を作っても、言い訳ばかりで何もしてこない人には、本当に頭を悩まされ、結局グループから外したこともあります

そして何より注意が必要なのは、グループワークで論文を書くにあたって

「誰かの論文からまるまるコピー&ペーストしてくる人がいる」ということ。

他のグループメンバーがそれに気づかず、そのまま提出し、不正行為となってしまった、なんてことが度々起こっているのも事実。

英語の文章であれば、文法の間違いなどを正してくれる便利なツールGrammaly にある、plagiarismをクリックすれば、他の論文からそのまま使ってしまっていないか確認できます。ぜひ!

親切にするなら見返りはないと思った方がいい

親切に助けてあげても、お礼を言われないなんてことがよくあります。

何かをしてあげるなら、見返りはないと思った方がよく、さらに言えば、優しくしすぎると馬鹿を見ることも。

自分が納得する上で、どれだけ人助けをするか、しないと線引きするかを決めないと嫌な思いをします。

それはそれはイケメンだけれど中身は同じ人間だぁ

大学初日に、スウェーデン人の、若くて、背が高く、手足が長いイケメンな男女がぞろぞろ教室に入ってくるのを見て、気持ちが悪くなるほど居心地が悪かったです。

見た目もそうだし、さらに言葉もこちらの方が劣っているので、なんか自分の全部が劣っている気がして、自分を責める日々が続きました。

でも、おどおどしていたり、不安がっていると相手も何かを察して、関係が上手くいかないんですよね。

ま、実力は勉強すればついていくし、イケメンは見ると慣れてくるし、堂々と機嫌よくやっていくのがいいのかな、と思います。

私も色々なことが慣れてきて、学んで、自分を卑下することがなくなってから、周りとの関係が良くなっていったな、と感じます。

ということで、私が思う、スウェーデンの大学や大学院に入る前に知っておいてもいいことでした☺