日本とスウェーデンの伝統的な結婚式

オーストラリアで婚約したのち、ワーキングホリデービザで滞在していた私達は、ビザの関係で、ひとまずそれぞれの国へ帰国。

ワーキングホリデービザとは: 「それぞれの国の若者が、お互いの国で生活しながら文化や習慣を学び、国際理解や関係強化を図ること」を目的としたビザ。

働きながら、1年後の結婚式に向けて、準備をしました。

日本で神前結婚式

スウェーデンからも、彼の家族が来てくれるということで、どうせなら日本っぽい結婚式にしようと、神前結婚式を選択。

神社は、鎌倉駅から歩いて10分ほどの所にある、鎌倉八幡宮。

通っていた学校が近いこともあり、馴染みのある場所なのです。

山を背にして立つ、美しい社殿で、結婚式を挙げられて感激。

神職の方によって式は進められ、巫女さんの舞に、 雅楽演奏者による演奏。

赤い杯でお神酒を飲みかわすなど、すべてが厳か。

夫となる人は、結婚式の最中、難しい祝詞を読まなくてはならず、もらった紙にアルファベットを書いて、夫くん練習して臨みました。

家族・友人だけでなく、参拝客の方にも「おめでとう」と声をかけてもらえるのも、嬉しかったです。

その後は、ぜひやりたかった、人力車に乗って退場。

披露宴は、海の見える、シーサイドリビエラで。

お色直しで、白のウェディングドレスも着れて、大満足でした。

スウェーデン家族も、日本の結婚式を、とても喜んでくれました。

スウェーデンで農民の結婚式

日本での結婚式が2009年6月末、その後すぐにスウェーデンに移住し、8月にスウェーデンで結婚式を挙げました。

挙げたのは、スウェーデン人でも、やる人がもういないという、以前農民の人が行っていた、Bondbröllopを再現。

夫くんが所属していた、フォークダンスグループの方々が、準備をしてくれたのです。

準備期間は、言葉も分からぬまま、ダンスの練習をしたり、ただ後から必死でくっついていた感じでした。

当日は、一般の人も見守る中、馬車に乗って登場

その後は、沢山のダンスを踊って歌って、楽しかったです。

ちなみに、私が画像でかぶっている赤い帽子は、未婚の意味があります。

牧師さんの前で、結婚の誓いをたてた後に、既婚を意味する、白い帽子をかぶります。

白い帽子をかぶり、再び馬車で退場。

踊って歌っての結婚式が無事終わり、ホッとしながら集合写真。

結婚式の後は、水の堀で囲まれた、こちらの建物で、夜中までパーティー。

両親や友達もスウェーデンに来てくれて、結婚式に参加してくれて、幸せな時となりました。

厳かな、日本の神前結婚式と、踊って歌って、とても賑やかなスウェーデンの結婚式。

伝統的な結婚式でも、雰囲気が全然違いますね。

スウェーデンで挙げた結婚式の詳細の記事はこちらです↓