オーストラリアのクイーンズランドにある「タリー」という小さい町で、私と夫君は出会いました。

当時、高校を卒業したばかりで、ワーホリでオーストラリアに来た夫君と

教師をやめて、同じくワーホリでやってきた私が、どうやって出会い、その5カ月後に、婚約に至ったのか、懐かしく思い出しながら書こうと思います。

タリーのバナナファームで夫君と出会う

オーストラリアのワーホリでよくあるのが「ファームで働く」こと。

野菜・果物・動物のファームがあちこちにあります。

旅費を稼ぐためや、ワーホリビザを1年延長するために、ファームで仕事をすることが条件だったこともあり(2008年の話です。今はどうなんでしょう)ファームでは様々な国からやってきた若者が働いていました。

私も、ケアンズの語学学校に3カ月通ったのち、バナナファームが沢山あるタリーに移ってきました。

泊まっていたのが、バックパッカー用の宿「Banana Baracks」🍌

ここは安宿、男女ごっちゃで寝泊りする8人部屋

こんな部屋が10部屋位あったかなと思います。

台所・トイレ・シャワーはもちろん共同!

でも、ヨーロッパやアジアの、様々な国からやってきた若者とごっちゃの生活は、本当に楽しかったです。

ここで生活して2カ月ほどして、1つ空いたベッドにやってきたのが、今の夫君でした。

なので彼とは、出会ったその日から、同じ部屋で寝泊りしていました

最初から話しやすかった夫君

当時のことはよく覚えていて、彼が来たその日、餃子を作ったので、友達に餃子を振る舞いました。

そこで、彼にも食べてみないかと声をかけて、箸の使い方を教えてあげました。

その次の日、彼が初めてのバナナファームでの仕事を終えた後、2人で話し始めたのですが、結局2時間位話したと思います。

私の英語は相当なもので、さぞかし聞き苦しかったとは思いますが、最後まで聞いてくれて、結構深い話が出来たのです。

人と人が話せるって、言葉だけじゃないんだな、ってその時思いました。

はじめから一緒にいることが居心地がよくて、会って3日目に付き合い始めました

ま、でもその当時彼は19歳で、2人に将来があるなんて、思ってもいませんでした。

出会って1カ月オーストラリアを巡る旅に出る

旅の記録

オーストラリアは、大自然や特色のある町や街など、旅行者を魅了する場所が沢山!

バナナファームでの仕事を終えて、2007年12月末から、二人でオーストラリアを巡ることにしました。

まずは、タリーからケアンズに行き、気球に乗ったり、バンジージャンプをしたり、ツアーに参加したりして数泊し、花火を見て年越し。

その後、ノーザンテリトリーであるダーウィンに飛行機で行きました。

そこでまた観光を楽しんだのち、今後の旅資金を得るために、ファームで働くことに。

見つけた仕事はレモンファームでの仕事

バスでダーウィンからキャサリンという町に行きました。

レモンそしてスイカファームへ

バックパック中の荷物は、二人でこんな感じで、あちこち巡りました( ´艸`)

キャサリンでは、博物館に行くなど観光もしましたが、目的はお仕事です。

ここに泊まって、レモンファームで、ベルトコンベアーで流れてくるレモンをチェックする仕事をしました。

クーラーの効いた室内での快適な仕事でしたが、シーズンが終わってしまって、数日しか働けなかったので

がっちり働けるという噂だった、スイカファームへ移ることとなります。

キャサリンのスイカファームでの過酷な3カ月間

キャサリンの中心部からずっと離れた、スイカファームへ移動。

周りには店もなく、町へは車で30分以上走らなければいけない場所にあり

クーラーの付いた個室はあるものの、見ての通り小さい部屋!

ここで、様々な仕事をしましたが、彼は主に、トラクターに乗り、畑にビニールを敷いていく仕事

私は主に、苗や種を、だだ広ーい畑にひたすら植え続ける仕事をしました。

ここのファームは「Red Dirt Firming」という名の通り、赤土でできた土地で、毎日泥だらけになって働きました。

ファームの仕事で知った彼の根性

ここで3カ月働こう、と最初に決めていました。

一緒に働く人たちとの交流もとても楽かった。

でも、気温40度の炎天下で、ほぼ週7日の1日10時間以上の仕事は、結構きつかったのです。

3カ月まであと2週間ほどとなった時に、辛くてたまらなくなり

「もう十分頑張ったから辞めよう」と言うと

彼は、私が辞めても自分は最後まで続ける、と言いました。

勘弁してよ~、と思いましたが、これが彼のやり方だと初めて知ります。

目標を決めたらたどり着くまで、ひたすらに続ける人だったのです。

私は自分が体育会系で、結構ハードな部活に所属していたこともあり、根性ある方だと思っていたので、衝撃的でした。

この後も、彼の決して器用ではないけれど、目標を達成するまで続ける姿勢に、驚かされることになります。

ファームで婚約

二人が将来について話し合ったのは、あるお休みの日のこと。

「今後どうしていこうか。

ずっと一緒にいたいけど、それには、どうすればいいかな。

結婚が一番ビザが取りやすいのかな。

よし、結婚しよう。」

ってな感じで、話し合った結果、婚約となりました(;’∀’)

出会ったその日から5か月間

毎日24時間衣食住を共にし、旅をし、仕事をしてきたので

金銭感覚、好み、価値観など十分に分かっていました。

そして、二人でいることが居心地がよく、問題があれば、気が済むまで話し合うことができました。

不安はほとんど無かったです。

両親がオーストラリアに来てご対面

メロンファームでの仕事を終え、そこからザ・ガン鉄道に乗って、アリススプリングス

クーバーペディ

アデレード、メルボルン、キャンベラ、ゴールドコースト、バイロンベイと経由して、2カ月ほどかけて、シドニーへ。

そこに私の両親も来てくれ、彼とご対面

電話で、婚約したことを伝えた時は「ちょっと待ってよ」と慌てていた両親ですが

実際に彼と会って、一緒に過ごして

最後の夜「娘を幸せにしてくれるか」と父が、用意してきた英文で、たどたどしく質問して

「はい」と答える彼に、安心した様子で、日本に帰っていきました。

ということで、オーストラリアでの生活は、とても懐かしい、今でも幸せな思い出です。